香川県が日本脳炎に感染しないよう注意を呼び掛けています。
日本脳炎ウイルスはブタなどの体内で増殖し、ブタを刺した蚊が人を刺すことで感染します。県が2025年9月に行ったブタの検査で、人に対する感染危険性の判断基準を超えました。
ウイルスを媒介するコガタアカイエカは日没後に活動が活発になるため、網戸などで蚊の侵入を防ぐとともに、外出時には長袖・長ズボンを着用し、虫よけスプレーを使用するよう呼び掛けています。
日本脳炎は人から人へは感染しませんが、感染して発症すれば高熱、頭痛、嘔吐などの症状があり、死亡率は20~40%とされています。乳幼児と子どもは定期予防接種の対象になっており、市町から案内があります。