ドジャースのキャンプ3日目。黒のサングラス姿で颯爽と登場した大谷選手。ロッカールームでの貴重な3ショットも初公開！そして、気になる“二刀流復帰”はいつになるのか？現地を緊急取材です。（2月15日OAサタデーステーション）
■大谷追いかけ“熱烈ファン”大移動
ドジャースは日本時間15日、SNSに貴重な写真を投稿しました。球場入りする私服姿の大谷。珍しくサングラスをかけています。そして、ロッカールームでの1枚。侍トリオがおさまる写真にMLB公式SNSも「みんなが待っていた」と反応。練習場に集まるファンたちからも期待の高さが伺えます。 菅野富美ディレクター 「今大谷選手フィールドの方にいるみたいですね。皆さんさっきから大移動して多くの人が集まっています」
大谷選手はこのとき、ルーティンの壁当て。練習を見にきたカムデンくんは1000キロ以上離れたオレゴン州からやってきました。
大谷ファンのカムデンくん（11） 「ショウヘイ！ ショウヘイ！」
大谷がカートに乗り、次の練習へ行く途中で手を振ってもらえましたが、カムデンくんにとってはほんの一瞬。すると、大谷を追いかけて走り出しました。野球少年でもあるカムデンくんは少しでも長く練習を見たかったようです。
大谷ファンのカムデンくん（11） 「ショウヘイは世界一の選手だからね」
このあともサイン欲しさに大谷を追いかけ走り続けました。 一方、アリゾナ州から来たリッシー・スミスさんは嬉しいことがあったようで、取材ディレクターに背中を見せアピール。そこには、佐々木朗希サインが。サインが欲しいと声を掛けるとすぐに応じてくれたそうです。 リッシー・スミスさん（24） 「私の目的は佐々木と山本と大谷だったの。大谷にはサインもらえかなったけど、見ることができて、もうハッピー！」
■大谷“二刀流復帰”はいつ？
大谷は、去年と比べてどんな変化が見られるのでしょうか。長年取材する記者は…
ジ・アスレチック ファビアン・アルダヤ記者 「1年経っていろんなことに慣れて居心地がいいことが見て取れる」
その言葉通り、様々な場面でリラックスする大谷の姿が見られました。
走り込む選手をじっと眺める大谷。今年新たに加入したキム・へソンです。走り終えると歩みより、何か話す大谷。この時、韓国語で「かっこいいね」と話したそうです。一人練習を終えた佐々木が近づいた時も、自ら声をかける姿が。守備練習では、誰が先に始めるのか決めているのでしょうか、冗談を言う大谷の英語が聞こえてきました。
大谷翔平 「He says that rookie first.（まずは新人からって言ってるよ）」
気になるのは、大谷の初登板がいつになるのか？です。 ロバーツ監督はキャンプ入り前、5月頃の復帰を目指していると話していましたが…。私たちは、大谷の番記者に投手復帰の見立てを聞くことができました。
オレンジカウンティ・レジスター紙 ビル・プランケット記者 「5月21日かな。この日程ならヤンキース戦前に試合をこなすことができる」
プランケット記者は、5月のドジャースホーム戦に着目。21日に登板すれば、30日から始まる大一番、ヤンキース戦前に慣らしておけるという見立てです。
一方で、もっと早く復帰すると見ているのは、ロサンゼルスタイムズのヘルナンデス記者です。
ロサンゼルス・タイムズ紙 ディラン・ヘルナンデス記者 「4月末くらいじゃないかな。見ているとけっこう良さそうなので」
これまで、ケガからの復活を目指してきた選手の中でも大谷は異例だと言います。
ロサンゼルス・タイムズ紙 ディラン・ヘルナンデス記者 「『投げられるのか？』と質問が出てもおかしくないシチュエーションですけど、『彼だからできるだろう』というのが当たり前になって。そこがすごいですよね」
