ウクライナのゼレンスキー大統領がロシアによる攻撃の激化を指摘し、ロシアは対話の準備ができていないと強調しました。
ウクライナ ゼレンスキー大統領 「プーチンに本当の安全保障は提供できない。彼が嘘つきだからではなく、現状のロシアでは権力の維持に戦争が必要だからだ」
ゼレンスキー大統領は15日、ドイツで開かれている「ミュンヘン安全保障会議」で演説し、ロシアがほぼ毎日、100機以上のドローン攻撃を続けているとして、ロシアが対話の意志を示していないことは明白だと強調しました。
また、アメリカによる仲介について、トランプ大統領はゼレンスキー大統領に対して「ヨーロッパが交渉の席に着く必要があるとこれまで一度も口にしなかった」と明かし、ウクライナやヨーロッパ抜きでロシアと交渉しないよう牽制（けんせい）しました。
ロシアへの北朝鮮軍の派兵にも言及し、「北朝鮮軍は弱いのではなく、現代の戦争の戦い方を学んでいるところだ」と指摘しました。
