アメリカのトランプ大統領は、日本製鉄によるUSスチールの買収計画を巡り「日本との取引を望まなかった」と述べました。
アメリカ トランプ大統領 「USスチールは今かなりいい感じだ。だからUSスチールが日本や他の誰かと取引するのを望まなかったんだ」
トランプ大統領は13日、来月に発動予定の鉄鋼とアルミニウムへの25%の関税を念頭に「USスチールは新たな活路を得た」と述べ、高い関税で守られればUSスチールは自力再建できるという認識を示しました。
そのうえで「USスチールが日本と取引するのを望まなかった」と述べ、日本製鉄による買収は不要という考えをにじませました。
先週、トランプ氏は日本製鉄の幹部と面会し、自ら仲介するとしていましたが、記者団に今後の協議に関与するかを問われ「分からない」と答えています。