政府は九州電力・川内原発での重大事故を想定した原子力総合防災訓練を行いました。
石破総理大臣 「鹿児島県薩摩半島西方沖で発生した地震への対応として現在、政府におきましては被災者の救出救助、被害の拡大防止に全力を挙げています」
訓練は、鹿児島県の薩摩半島沖を震源とした地震によって川内原発の原子炉の冷却機能が失われた事故が発生した想定で行われました。
去年1月の能登半島地震後、初めての訓練で、鹿児島県では孤立集落の住民の救助などの訓練も行われます。
石破総理はテレビ会議で現地からの報告を受けたほか、原子力緊急事態宣言を発表し、住民に避難を促しました。