青森県の酸ケ湯では12年ぶりに積雪が2メートルを超えました。長く居座る寒波の影響は22日からの3連休も続き、警戒が必要です。
■「5メートル超え」観測史上3度目、12年ぶり
20日も列島を襲った今季最長の寒波。その終わりはまだ見えません。
新潟県魚沼市では3メートル超えの積雪となりました。信号機を覆いつくすほど雪が降り積もり、屋根から下した雪は2階の高さまで到達しています。
今シーズン全国最大の積雪を記録したのは、温泉地として知られる青森県の酸ケ湯です。
東京から来た観光客 「いや~ちょっと、まいりました。きのう来た時はそんなに積もってなかったが、一晩でここまで降られるとは。なめてました」
その後も雪は一層激しく降り続き、5メートル9センチの積雪を記録。5メートルを超えたのは観測史上3度目、12年ぶりのことです。
大阪から来た観光客 「3時間くらいしかいなかったが、それでこの量なので。まず帰れるかどうかが不安ですね」
東京から来た観光客 「すごいですね。いい時に来ました。遊びに来るのはいいけど、住んでいる人は大変だなと」
旅館の従業員も、記録的な大雪に一苦労です。
酸ケ湯温泉 営業企画室 高田新太郎さん(35) 「(雪かき)やらないと、お客さんが通る所なので。今シーズンで考えるとすごく継続して降っているなと」
旅館の中を見せてもらうと。
高田さん 「(Q.ここは2階ですよね?)2階です」 「(Q.すごい積雪量ですよね)2階と同じ高さですよね。5メートル近くあるんじゃないですか」
居座り続ける最長寒波。影響は22日から始まる3連休最終日まで続く見込みです。
(「グッド!モーニング」2025年2月21日放送分より)