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アメリカが狙う“地下資源” ウクライナのレアメタル採掘現場は

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 アメリカがウクライナ支援の見返りとして求めているウクライナの希少な鉱物資源の提供を巡り、トランプ大統領は週内にゼレンスキー大統領と会談すると発言しました。ウクライナの「切り札」とも言える鉱物開発の現場を取材しました。

 ウクライナ中部のキロボフラード州にある鉱床は東京ドーム320個分の広さです。

 ここでは航空機やロケット、医療など広い分野で使われるチタンの原料となるイルメナイトの採掘と精錬をしています。

 ロシアの軍事侵攻前はウクライナ国内への出荷が中心でしたが、現在はすべてが輸出されています。

 この鉱床を運営するチタン生産会社のCEO(最高経営責任者)は、この1カ月ほどでアメリカ企業からの問い合わせなどが増えていると明かします。

 数週間前にはアメリカの投資家と新たな鉱床開発に関する契約を結んだばかりだといいます。

VELTA・LCC アンドレイ・ブロドスキーCEO 「ウクライナの重要な鉱物資源採掘への投資に対する関心が非常に高まっています」

 また、ブロドスキーCEOは「アメリカの企業がウクライナの鉱物資源開発のために現地パートナーを見つけることは世界市場、アメリカ、ウクライナの発展にとってとても良いことだ」と話しています。

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