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独次期首相最有力 メルツ氏をロシア外相が「攻撃的」と警戒 ウクライナ支援強化主張

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 ドイツの次期首相の最有力候補とされるメルツ氏について、ロシアのラブロフ外相が「攻撃的だ」と語りました。メルツ氏はウクライナに対して長距離巡航ミサイルの供与など、支援強化を主張しています。

 23日に投開票されたドイツの総選挙では、最大野党で中道右派の「キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)」が第1党となり、CDU党首のメルツ氏が次期首相の最有力候補とされています。

 ロシアのラブロフ外相は26日、メルツ氏について「ショルツ首相とは異なり、ウクライナへの長距離巡航ミサイルの配備を主張していて、攻撃的な見解を持っている」と警戒感を示しました。

 ウクライナの支配地域からモスクワやクリミア半島に届くとされる射程500キロの巡航ミサイル「タウルス」について、メルツ氏はこれまでウクライナへの供与を主張してきました。

 一方、ショルツ首相は戦争の拡大を懸念して拒否しています。

 イギリスとフランスはすでに射程250キロの巡航ミサイルをウクライナに引き渡しています。

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