トランプ大統領による関税政策への警戒感などから日経平均株価は一時、1100円以上値下がりしました。
（経済部・北村莉子記者報告） トランプ大統領がカナダ、メキシコへの関税を予定通り行うとした発言に市場では警戒感が広がっています。
28日の日経平均は、一時1100円以上値下がりしました。
トランプ大統領の関税発言に加え、前日のアメリカ市場でハイテク株が大幅に下げた流れを受けました。
市場ではトランプ大統領がさらなる関税を発動したり、それに対して各国が相互関税を課したりする可能性を懸念しているといい、関係者は今後の発言次第で、さらにもう一段階下げる可能性があると警戒しています。
その一方で、一次政権の時に株価や景気を意識した政策を行ってきたことから、早ければこの数日中に関税への姿勢を和らげる可能性もあると指摘しています。
今後もトランプ発言に世界のマーケットが振りまわされる展開が続きそうです。
