去年の生活保護の申請件数は25万5897件で5年連続で増加していることが分かりました。現在の調査方式になった2013年以降では最も多くなりました。
厚生労働省によりますと、2024年の生活保護の申請件数は25万5897件で、前の年よりもおよそ800件増加しました。
5年連続で増加していて、現在の調査方式になった2013年以降で最多となっています。
保護を受けた世帯については、「高齢者世帯」や「母子世帯」は前年と比べて減っているものの、若者などを含む「その他の世帯」が増加しています。
厚労省は増加の背景について「社会全体で単身世帯の増加や高齢化が進展していることなどが考えられる」などと分析しています。