台湾当局はウクライナ軍が前線で使用しているのと同じロケット砲システムの発射訓練を初めて公開しました。
台湾当局が12日、メディアに初めて公開したのは、アメリカから調達した高機動ロケット砲システム「ハイマース」の発射訓練です。
この兵器は車両にロケット砲システムを搭載したもので、攻撃の精度が高く、発射後すぐに移動できるといった特徴があります。
ウクライナ軍がアメリカから供与された「ハイマース」を前線で使用したことでも知られています。
この日の訓練では、去年10月に届いたハイマース11基から約30発を発射しました。
中国が周辺で軍事演習を繰り返すなか、台湾はアメリカからの兵器の購入を進めています。