石破総理大臣について政治資金収支報告書の不記載疑惑を報じた「週刊文春」の記事の中で証言している政治団体の元代表が記者会見を開き、「内容は事実だ」と強調しました。
下根貴弘氏 「自分がクリーンで売ってきたものについて嘘を付いてるというのは、やっぱり断罪しなくちゃいけない。(石破総理は)当然のことぐらいの感じで秒で(現金を)受け取るというか、すぐ受け取っておりました」
石破総理が関連する政治団体の元代表の下根貴弘氏は「文春の報道は事実で石破総理は嘘をついている」と強調しました。
下根氏自身がかつて選挙資金などとして現金を石破総理に直接渡したと説明したうえで、物的な証拠については「10年以上前のことなので現在手元にはないが、私自身が証拠だ。国会の証人喚問にも応じる覚悟だ」と訴えました。
一方、石破総理は12日の衆議院予算委員会で「週刊文春」の報道について「私自身全く覚えがない。秘書にも何度も確認をしたがそのような事実はない」と重ねて否定しました。