東京23区の新築マンション1戸あたりの平均価格が1年ぶりに1億円を下回りました。
不動産経済研究所によりますと、4月に発売された東京23区の新築マンション1戸あたりの平均価格は9000万円でした。(前年比マイナス7%)
1億円を下回るのは去年4月以来、1年ぶりです。
3億円以上の高額住戸の供給が1件もなかったことが背景にあるということです。
ただ、来月以降は春商戦のピークに向けて高額住戸の供給も増え、価格も押し上げられると分析しています。
また、神奈川県、埼玉県、千葉県を含む首都圏では、東京23区の供給数が前の年の約半分になったことで価格が押し下げられました。
平均価格はおととし12月以来、1年4カ月ぶりに6000万円台(6999万円)となりました。