中国の少林寺の住職が横領をしたうえ、多くの女性と不適切な関係を持ったとして調査を受けています。
27日、中国・河南省にある少林寺の住職・釈永信氏が当局の調査を受けていることを明らかにしました。
寺の資産を不当に流用したほか、多くの女性と不適切な関係を持ち、仏教の戒律に反したということです。
釈氏は中国の国会にあたる全国人民代表大会の代表を務めたほか、複数の会社を経営。少林寺の商業化に成功し、「CEO(最高経営責任者)住職」とも呼ばれていました。
釈永信住職 「(Q.CEO住職と言われていますが…?)今は時間がないので…」
中国仏教協会は今回の件を受け、僧侶の資格を取り消すとしています。