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イスラエルが治安閣議を招集 「ガザ地区の完全占領計画」を議論

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 イスラエルで治安閣議が招集され、ガザ地区を「完全占領」する計画が議論されています。

イスラエル ネタニヤフ首相 「安全保障の境界線がほしいだけだ。(ガザを)支配したいわけではない」

 ネタニヤフ首相は7日、治安閣議を前に、アメリカのFOXニュースの取材に応じ、最終的にガザ地区の管理はアラブ諸国に委ねる考えを示しました。

 治安閣議ではガザ地区を「完全占領」する計画が提案され、議論が続いています。

 イスラエルメディアは、中心都市である北部のガザ市の住民らに退避を命じた後、軍事作戦を開始する計画だと伝えていて、作戦の期間は5カ月ほどだとしています。

 膠着する停戦交渉でイスラム組織「ハマス」に圧力をかける狙いがあるとみられますが、犠牲者がさらに増えるほか、人質にも危険が及ぶため、一部の軍幹部らが反対の立場を示しています。

 アメリカのニュースサイト「アクシオス」は、トランプ大統領がこの計画に反対しておらず、イスラエルの意思決定には介入しない方針だと報じました。

 ただ、ガザ地区の一部を併合し自国領とすることは支持していないとしています。

 ハマスは声明を出し「大量虐殺と強制移住の政策を継続するものだ」と非難しています。

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