お盆休みも終盤戦に突入。Uターンラッシュも始まるなか、各地では別れを惜しむ姿も見られました。
■お盆終盤 Uターンラッシュも
お盆休みも終盤戦、Uターンラッシュが始まっています。15日午後5時すぎ時点で関越道上りでは最大24キロ、東北道上りでは最大33キロの渋滞が発生していました。
墓参りから帰る人 「(群馬県に)母親の墓参り、その帰り道。暑かったのでアイスで休憩して、また渋滞に巻き込まれようと」
JR盛岡駅のホームには見送りに来た人と別れを惜しむ姿が。新幹線もUターンラッシュです。
■青森 夏の風物詩 泣き相撲
後ろ髪をひかれながら日常へと帰る子どもがいれば、土俵の上で泣き叫ぶ子どもの姿もありました。
青森市の神社では、お盆の恒例行事の「泣き相撲大会」を開催し、今年は約200人が参加しました。「泣く子は育つ」という言い伝えから、泣き声の大きさで勝負は決まります。
真っ先に泣き声を上げた、たいが君に軍配が上がりました。
たいが君の父親 「しっかり泣いてくれて良かったです。(去年)上の子も出て負けちゃったので、リベンジを果たしました」
なかには泣かずに笑い始める赤ちゃんや眠ったままの土俵入りから、そのまま夢見心地の赤ちゃんもいました。
参加した親 「良かったです。これで出世すると思います」
■お盆も大雨の影響つづく
一方、熊本市内では…。
線状降水帯による記録的な大雨で行方不明となっている男性の捜索が続けられています。
大雨の被害は佐賀市内にも…。
のりの養殖が盛んな漁港。まもなく、本格的なシーズンに向けた準備が始まる時期だけに漁師は不安をにじませていました。
地元の漁業者 「あんなものどこから流れてきたのか。木の根元ごとね…。でかい流木とか怖かですよね」 「(Q.のり漁に影響は?)さぁ、それは分からん。お盆で皆、休みやしね」
佐賀市によりますと、漁協などを中心に20日に本格的な撤去作業を行うということです。
そして、終戦から80年を迎えた今月15日、各地で平和への願いを込めて鐘が鳴らされました。
第28代 高校生平和大使 下田梨央さん 「今を生きる私たちが平和のバトンをつなぐ世代です。ともに私たちの切実な願いをかたちにしていきましょう」
戦争で亡くなった約310万人に向けて祈りが捧げられています。