スペイン全土で広がっている山火事は、長引く猛暑によって鎮火できず、政府は消火活動に向けて兵士500人を追加派遣しました。
スペインでは数週間続いている猛暑の影響で山火事が相次ぎ、これまでに3人の死亡が確認されました。
ロイター通信などによりますと、現在も20件の大規模な山火事が続いています。
スペイン北西部のガリシア州では、複数の火災が重なって大規模な火災に発展し、高速道路が通行止めとなり鉄道が運行停止しています。
これを受けてスペイン政府は17日、消火活動の増援に軍の緊急部隊から兵士500人を追加派遣したと発表しました。
スペイン全土での消火活動には合わせて兵士1900人が派遣されているということです。
スペインの気象庁は、18日には一部地域で気温が44℃まで上がると予測しています。