この夏の平均気温が統計を取り始めてから最も高くなったことについて、林官房長官は、今後も10月にかけて適切な熱中症対策を呼び掛けました。
林官房長官 「10月にかけても全国的に平年より気温が高くなる見込みであります。熱中症の危険性が高い状態が続くため、国民の皆様におかれましては適切な熱中症予防行動をとっていただくようお願いをしたい」
林長官はまた、気候変動の影響を受けやすい農林水産業について「適応を図ることは喫緊の課題だ」と述べ、高温にも強い品種の開発や渇水対策を支援していく考えを示しました。
気象庁は6月から8月の日本の平均気温について、平年より2.36℃高く、統計を取り始めた1898年以降で最も高温になったと発表しています。