自民党の総裁選の前倒しを巡って選挙管理委員会は、前倒しを要求する議員は8日に意思確認の書面を自民党本部に提出するよう求める通達を出しました。
自民党は2日午後、両院議員総会で参議院選挙の総括を取りまとめました。
これを受けて総裁選挙管理委員会はすべての所属議員の事務所に総裁選挙の実施要求に関する書類を配布しました。
前倒しを要求する議員は書面に自筆で署名・捺印(なついん)し、8日午前10時から午後3時までの間に議員本人が自民党本部に持参するよう求めています。
海外出張や病気療養などやむを得ない場合に限って秘書による代理提出が可能ということです。
提出後の取り消しは認めず要求した議員の氏名は公表する方針です。
衆参の国会議員295人と都道府県連の代表者47人の過半数172人を超えれば、8日に総裁選挙の前倒しが決まります。