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消費期限偽装でミニストップが会見 全国25店舗で不正を確認 体調不良者も

経済

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 おにぎりなどの消費期限を偽装していた問題で、コンビニエンスストアのミニストップが会見を開き、全国の25店舗で不正が確認されたと発表した。

■不正行為が起きた原因は?

 ミニストップの堀田昌嗣社長が深々と頭を下げた。

「多大なるご迷惑とご心配をおかけしたことを改めて深くおわび申し上げます。大変申し訳ございませんでした」 「販売再開については現時点では見通しが立っておりません」

 おにぎりや手作り弁当、総菜などで消費期限の偽装が行われていたミニストップ。消費期限のラベルを店内で調理してからすぐに貼るべきところを3~4時間経ってから貼ったり、消費期限が延長されたラベルを貼り替えたり、上から重ねて貼るなどしていたという。さらに…。

「調査結果は従前の23店プラス2店、合計25店で不正を確認をしております」

 偽装を行った店舗数について当初、7都府県23店舗としていたのが25店舗に増加。また偽装発覚後、体調不良を訴えた消費者からの連絡が2件あったことも分かった。

 なぜ不正行為が起きたのか、その原因についてはこう説明した。

「商品のいわゆる廃棄ロス、店舗の経費を少なくしたいと。食の安全安心を守り、正直な商売を実践することへの認識が甘かったことを猛省するとともに、お客様には大変ご迷惑とご不安をおかけしたことを重ねておわび申し上げます」

 ミニストップは再発を防ぐため、新たに品質管理専任者の配置や内部通報体制を強化するためのホットラインを設置、厨房(ちゅうぼう)カメラの導入などを行い、イオングループ全体で緊急点検を実施するとしている。

(「大下容子ワイド!スクランブル」2025年9月2日放送分より)

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