イギリスのヘンリー王子がウクライナの首都キーウを訪問しました。ロシアとの戦闘でけがをした兵士を支援したいとしています。
イギリスのガーディアン紙によりますと、ヘンリー王子は12日、列車でキーウに到着しました。
自ら立ち上げた負傷兵を支援する団体のメンバーも同行していて、訪問先では退役軍人らと交流しました。
今回の訪問はウクライナ政府の招待を受けたもので、ヘンリー王子は訪問に先立って「戦争を止めることはできないが、復興支援のためにできることはすべてやる」と述べたということです。
イギリス王室を離脱しているヘンリー王子はアメリカ出身の妻・メーガン妃とカリフォルニア州に移住していますが、チャリティーイベントなどに出席するため8日からイギリスを訪れていました。
10日には父・チャールズ国王と1年7カ月ぶりに面会しています。