大手生命保険会社の子育てに関するアンケートで、経済的な問題などを理由として、2人目の子どもを持ちたいと回答した人の割合が過去最低になりました。
調査は、明治安田生命が6歳までの子どもがいる既婚の男女1100人に行いました。
このうち、子どもが1人いる人で「2人目を希望する」と答えた人は33.3%でした。
去年より3ポイント少なく、2018年の調査開始以来、過去最低となりました。
理由の1位は「年齢的な不安」の49.8%で、「将来の収入面への不安」(45.5%)、「生活費がかかる」(34.6%)が続きました。
その一方で、経済的な状況などが改善すれば「2人目を望めるようになる」と答えた人はおよそ7割(69.8%)に上りました。
男性の育児休暇については、取得率が8.7ポイント増え42.1%、平均取得日数は13日増え55日となり、いずれも過去最高を更新しました。