「匿名・流動型犯罪グループ」による事件の対策を強化するため、警視庁は1日、大規模な組織改編を行いました。
警視庁 迫田裕治警視総監 「首謀者等を必ず検挙するという気概を胸に、各種対策を加速させていただきたい」
組織改編では暴力団などの捜査を行っていた「組織犯罪対策部」と「刑事部」を統合し、統合後の新「刑事部」に新しく「特別捜査課」を設置します。
およそ470人体制で特殊詐欺を中核に、トクリュウが関与する事件などを柔軟に担当します。
また、「匿名・流動型犯罪グループ対策本部」が新設され、各部門から関連情報を集約するとともにターゲットの選定や各部署との調整などが行われます。