四国電力送配電(高松市)が2025年夏の四国エリアの電力需給を発表しました。平年以上の暑さが続き、8月6日に最大電力488万4000kWを記録しましたが、発電設備が順調に稼働し、安定した需給運用を維持しました。
8月6日は、四国4県平均で36.0℃の最高気温を観測しましたが、最大電力は488万4000kW(過去10年で最少)で供給力(592万8000kW)を下回り、予備率は21.4%でした。
四国電力では「太陽光発電の自家消費が増えたことや、省エネ家電の普及が影響している」と分析しています。四国の夏の最大電力は、2008年8月4日の576万5000kWが過去最高です。
2025年12月~2026年3月の冬は「10年に一度の厳しい寒さ」が予想されていますが、四国電力では「安定した需給運用を維持できる」としています。