牛乳の販売を始めて70年となる岡山市のオハヨー乳業が、餌の価格高騰などで経営が厳しい酪農家への取り組みなどを説明しました。
オハヨー乳業は1956年5月に宅配で牛乳販売を始めました。当時の価格は180mlで12円でした。
30日、藤本篤社長らが会見を開き、メーカーとしての社会的な責任などについて考えを述べました。
(オハヨー乳業/藤本篤 社長)
「酪農が非常に衰退してきている。酪農と乳業は車で例えると両輪になりますので、どちらかが栄えてもどちらかが衰退しても、成り立たない。今(牛の)餌が非常に高騰している。自分たちで餌を作っていく活動にオハヨー乳業も参加している」
オハヨー乳業は、商品製造の過程で出るコーヒー豆のかすを使って新しい餌を開発するなどしています。
また、牛乳などの新しいパッケージデザインがお披露目されました。10月1日から店頭に並ぶということです。