土鍋で炊きたての新米に今が旬のサンマ。まさに秋の味覚の“共演”です。
■炊き立て新米 土鍋で堪能!
値段が上がりすぎて、もはや高級品となっている新米ですが、買って食べてお腹いっぱい食べられる方法を発見しました。
土鍋の新米はツヤツヤ、透明感たっぷりに炊き上がり、新サンマからは脂がジュワッとあふれます。旬のおいしさをお得に堪能できる店を横浜市で見つけました。
席に届いたのは炊きたての新米です。客の女性がかき混ぜ、お茶碗によそっていました。
ランチメニューは、こだわりのおかずに合う炊き立ての土鍋ごはんが主役。1人約1合とたっぷり味わえるのです。
日本酒と土鍋ごはん こめいろ 鈴木利恵店主 「ランチは静岡県産『するがの極』というコメを使っていて、もちもちとした粘りのあるコメ」
高級和食店などを経て22年、おコメの味を追求し続けてきた店主が選び抜いた“ブランド新米”です。
客 「口の中で粒が立っている。すごく柔らかい、甘い」
ディナーでは2合弱で1600円という価格設定のため、ランチはお得だということですが…。
日本酒と土鍋ごはん こめいろ 鈴木利恵店主 「価格としてはギリギリ。去年から2倍近く、新米になったらもっと上がっている、ここだけはちょっと妥協ができない。値上げせずに頑張っている」
■魚沼産コシヒカリ 食べ放題
8日から始まった新米の食べ放題もありました。
にく半 イオンモール土浦店 渡邊友美さん 「新米食べ放題です!」
茨城県土浦市の店に8日に入荷したのは魚沼産コシヒカリの新米です。
焼き方にもこだわった店自慢のハンバーグは新米との出会いにより、さらなるおいしさの高みへ。
60代の人 「全然違う、おいしいです。すごく光ってる、光ってますよね」
しかも、ハンバーグの定食を注文すると、新米のコシヒカリが無料でおかわりし放題です。
50代の人 「コメがフカフカしてて甘みがあっておいしいです」 「(Q.魚沼産コシヒカリ?)そうそう高級!しかも食べ放題!」 「もう1杯おかわり」
30代の人 「思ったより食べられなかった」 「(Q.何杯ですか?)5杯です。やっぱり新米うまいですね。日本のおコメが一番です」
新米高騰のなかでも食べ放題を続けられる理由は…。
にく半 イオンモール土浦店 渡邊友美さん 「当店では年間契約農家さんと12トンの契約をしておりまして、安い玄米で仕入れております。こちらを店内で毎朝精米しているため、安く提供させていただいております」
■新米 5kg3400円のワケ
そんななか、家でもたらふく新米を味わいたいという皆さんにも朗報です。
にく半イオンモール土浦店から車で25分ほど走った場所でも出会いました。
5キロ3000円台前半の新米を発見したのは茨城県つくば市の直売所。茨城県産の「あきたこまち」が5キロあたり3400円と驚きの安さです。
70代の人 「コメはここで買う。他のところより全然安い、新鮮なので、この辺の人は大体ここに来て買っている」
10キロ以上のコメは玄米で売られている分、精米済みの5キロより割安なんですが…。
70代の人 「(Q.この精米機は無料ですか)無料です。ここで(コメを)買えば」
店には無料の精米機も備えられていて、精米の手間も最小限です。
農産物直売所やさい村 柳田隆さん 「生産から販売、一貫してやっているので、この値段で売れれば十分かと設定しました。おいしいものを安く食べてもらいたい」