ノーベル生理学・医学賞を受賞した大阪大学の坂口志文特別栄誉教授が帰国し、充実した時間だったと語りました。
大阪大学 坂口志文特別栄誉教授 「国をあげてのイベントで盛り上げていただいて、少し疲れはしましたけれども、非常に充実した1週間、2週間でした」
17日午後、羽田空港に到着した坂口さんは、妻の教子さんと並んで記者団の取材に応じました。
受賞の実感が湧いた瞬間について聞かれると、「(スウェーデン国内の)飛行機で機長からアナウンスがあり、乗客からの方から祝福の声をいただきうれしい気持ちになった」などと現地でのエピソードを交えながら答えました。
また、ノーベル賞のメダルを披露するとともに「早く研究室に戻りたい。学生の論文を見るのも遅れているので、早くキャッチアップしないといけない」と話しました。