早明浦ダムの貯水率低下を受け、12日から香川用水への供給を削減する第一次取水制限が始まりました。
高知県の早明浦ダム上流では、西日本豪雨の影響で7月には平年を大幅に上回る雨が降りました。しかし、その後は記録的な猛暑が続き、まとまった雨も少ない状況です。
早明浦ダムの貯水率は、12日午後3時現在で61%と、平年を約18ポイント下回っています。 この状況を受け、12日午前 9時から香川用水への供給量を20%カットする第一次取水制限が始まりました。夏場の取水制限は3年連続です。
香川県では、県民に節水を呼びかけるとともに、サンポート高松にある多目的広場の噴水を停止するなど、対応にあたっています。
(香川県政策部水資源対策課/金子真路 課長補佐) 「一人ひとりが、水は限られた資源であるという意識を持っていただいて、大切に使っていただきたい」