大規模な災害が香川県で起きた時、県内の各自治体に支援物資を届けるための訓練が、高松市で行われました。
この訓練は、5年前から香川県と四国運輸局などが共同で行っています。サンメッセ香川で行われた9日の訓練には、県職員ら約50人が参加しました。
サンメッセ香川は大規模災害の際、重要な輸送拠点の一つとして想定されています。 参加した職員らは、県と協定を結んでいる流通や物流の事業者にパレット運搬機の使い方などのアドバイスを受けながら、非常用の食料品や飲料水、日用品などのチェックや積み込み作業を行いました。
(香川県危機管理課/安松義隆 課長補佐) 「やはり物流の事業者さんであったり、プロの方に入っていただいてご協力いただくことが非常に重要だと思います。(あとは)各市町との連携ということも大切になってくるかと思います」
県は今後も、この訓練を毎年1回行っていくということです。