拉致問題解決に向けて理解や認識を深め、身近な問題として関心を持ってもらおうと高松市で拉致被害者の家族らが13日、講演を行いました。
「拉致問題を考える国民の集い」は高松市のホテルで開かれ、約600人が集まりました。講演を行ったのは拉致被害者、横田めぐみさんの弟、横田拓也さんです。
横田さんは、講演の中で「北朝鮮を絶対に許すことはできない」と何度も繰り返し、怒りをにじませました。
(横田拓也さん) 「両親が本当にめぐみと会えるのかということの天秤に量られているわけですが、絶対に私たち日本人一人一人が負けてはいけないんだということを、心をひとつにして北朝鮮と向かい合っていく必要があるというふうに思っています」
横田めぐみさんは42年前、部活帰りに北朝鮮の工作員に拉致されました。現在、安倍内閣は拉致問題を最重要課題として解決に取り組んでいます。