新型コロナの影響を受けつつも節目を迎えたのが、香川県宇多津町の四国水族館です。四国水族館は18日、来館者が30万人を突破しました。最近では徐々にお客さんも増えているということです。
30万人目の来館者となったのは、愛知県から来た男性です。記念品として水族館の年間パスポートなどが贈られました。
(30万人目の来館者となった男性はー) 「驚きがすごく大きいですけど嬉しいです」
四国水族館は当初、初年度の来館者を120万人と見込んでいました。しかし、新型コロナウイルスの影響で4月に先行オープンするも、わずか5日の営業で休館。6月のグランドオープン後も2カ月ほどは客があまり入らない状態が続きましたが、8月からは徐々に来館者が増え、115日目にして30万人を突破しました。
四国水族館によると、想定よりも四国から来た人の割合が高いということです。
(四国水族館/松沢慶将 館長) 「地域の皆様に支えていただいて、ここまで持ちこたえてきているなと」
四国水族館は今後、感染状況を見ながらイベントを増やすことも検討しています。