岡山県矢掛町の「矢掛宿」と津山市の「城西地区」が、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。
矢掛宿は江戸時代初期に設置された山陽道の宿場町です。矢掛宿では毎年11月、江戸時代の参勤交代を再現した「大名行列」が行われています。 華やかな衣装を着た一行が町を練り歩きます。「大名行列」は個性的な地域づくりとして、国から表彰されています。 矢掛宿にある旧矢掛本陣や脇本陣は、国の重要文化財に指定されています。
津山市の城西地区は津山市中心部の西側、旧出雲街道沿いに広がる町並みです。 江戸時代に建立された寺や神社、明治から昭和にかけて建てられた町家が残っています。本源寺は国の重要文化財に指定されています。
岡山県では倉敷美観地区や高梁市の吹屋地区、津山市の城東地区も重要伝統的建造物群保存地区に選定されていて、今回の2カ所を合わせると5カ所となりました。