岡山県で27日、新たに24人が新型コロナウイルスに感染していることが分かりました。岡山市では接待を伴う飲食店でクラスターが2件発生しました。
(岡山市/大森雅夫 市長)
「接待伴う飲食店の従業員の方に広くPCR検査を受けるよう呼び掛けていきたい」
18人の感染が確認された岡山市では接待を伴う飲食店2軒で県内15、16例目となるクラスターが発生しました。
また、クラスターが発生した美作市の大原病院では新たに入院患者3人と職員1人の感染が判明しました。
岡山県で感染確認されたのは合わせて24人で、これまでの合計は再陽性を除き567人になりました。
岡山県医師会は会見を開き、このまま感染が拡大すれば岡山県の陽性者が年内に1000人を超える恐れもあるとし、県民に注意を呼び掛けました。
(岡山県医師会/松山正春 会長)
「(今後入院患者が)急増するようだと医療崩壊が起こってくる。緊急事態宣言に戻らないためにも、自粛の覚悟をもう一回持ち直していただきたい」
また、伊原木知事はGoToキャンペーンについて県独自の制限はしないとしながらも危機感を示しました。
そして帰省の2週間前は会食を控えるなど、年末年始に備えてほしいと呼び掛けました。
(岡山県/伊原木隆太 知事)
「コロナを連れて帰らないよう気を付けて帰省することをお願いします」