新型コロナ感染拡大を懸念しての対応です。香川県琴平町の金刀比羅宮が年末年始の参拝を分散して行うよう参拝客に呼びかけを始めました。
(在間隆真リポート)
「毎年、多くの初もうで客でにぎわうこんぴらさん。ですが来年の正月はいつもと違う初詣になりそうです」
(金刀比羅宮 総務部長/請川誠之さん)
「本年の12月19日土曜日から新年のお札、お守り、また縁起物等の授与を開始いたします。例年よりもお正月の期間を長くとって、2月28日までという形で」
新型コロナウイルスの感染が拡大する中迎える初めての年末年始。金刀比羅宮は初詣の期間を例年より約1カ月長く設け、参拝客が密にならないよう呼び掛けています。
(在間隆真リポート)
「今週土曜日に来年に向けてのお札やお守りの授与が始まるのを前に、境内には臨時の札所が設置され着々と準備が進んでいます」
境内で授与する新年のお札やお守りは、郵送での授与も可能になります。また、通常一度に約100人に対して行われる本殿での祈祷は、密を避けるため一度に受けられる人数を30人ほどに制限します。
(金刀比羅宮 総務部長/請川誠之さん)
「皆さま方自身もどうかお気をつけて体調の変化やマスクの着用ですとか、そういったところにご協力いただいて、よいお参りにしていただければ」