老朽化した信号機の維持管理や今後の整備のあり方について専門家が検討し、香川県警の那須本部長に報告しました。
検討会の座長で、都市計画を専門とする香川大学の紀伊雅敦教授が香川県警の那須修本部長に報告書を提出しました。
香川県には、2020年3月末時点で四国4県で最も多い2103基の信号機が設置されていて、製造から19年を基準に毎年100基ほどを更新しています。
報告書では設置後10年を目安に必要性を検証し、効果の低い信号機については撤去を進めることなどが提言されました。
また、一灯点滅式の信号機は道路標示による一時停止の規制に移行を検討すべきだとしました。
(香川県警察本部・交通部/田中康一 交通管制官)
「県民の安全を第一に交通事故を減らすために信号機をどのように運用していくのか、いただいた報告書をもとに県警察として取り組んでいきたい」