結婚や出産を経験した女性たちによるミセスコンテストが今年9月に岡山で開かれます。コンテストの舞台裏には変わりたいと思う人を支える女性がいます。
ミセスコンテストの運営スタッフの打合せです。その中の1人倉敷市在住の千種由美さん(45)です。
(大会スタッフ/千種由美さん[45])
「40代でも何かできることがあるかなと思って。自分が感じたことを、今サポーターとして私が伝えていけるように」
「ミセス・グローバル・アース」は結婚や出産したことのある女性たちが、年齢など7部門で内面から輝く美を競うコンテストです。
千種さんは2020年に岡山・広島大会の40~50代部門に出場し、グランプリに輝きました。
(大会スタッフ 1児の母/工藤葵さん[29])
「本番ステージに立った時はオーラが違いましたし、何より楽しそうにされていたから。千種由美さんのもともと持っていた魅力が発揮されたんだなって」
千種さんは2021年はスタッフとして出場者を支えます。
岡山県での開催は2回目ですが、2021年は中国大会となり出場者を増やす予定です。
(2021ミセス・グローバル・アース中国大会 統括エリアマネージャー/平野将さん)
「大苦戦中、現状19人、何はともあれエントリー」
(大会スタッフ 2児の母/正田香奈子さん[30])
「コロナもあるとは思うが、いや私なんてと言われる方が多いので少し苦戦するなと」
出場者を募るためスタッフはSNSで自分たちの経験を発信していくことになりました。
(大会スタッフ/千種由美さん[45])
「少しずつきれいになると女性って自分でもうれしいので。応援したい、もうそれだけです」
千種さんは娘2人と倉敷市で暮らしています。コンテンストに出場してから変化があったそうです。
(長女/朋香さん[19])
「メンタルが鍛えられたと思います。がつんと言われたらすぐ落ち込むんですけど、今はそんなにならなくなった」
(大会スタッフ/千種由美さん[45])
「離婚して(娘2人と)3人で引っ越して暮らそうと思った時に、へこんで、あんまり自信がなくて。強いママでいたいとか、一番は頑張っている私の姿を子どもたちに見せたかった」
千種さんは正社員としてフルタイムで働いています。
去年は、休日に美容講習を受けたり筋トレをこなしたりして大会に出場しました。
(長女/朋香さん[19])
「みんな身長高かったんですよ、ヒール履いても、小さくても堂々として歩いて。すごかった、すごい以外出てこない」
運動が苦手だという千種さん。今回から大会を運営する側となりましたが、今でもウォーキングは続けています。
「ミセス・グローバル・アース 中国エリア大会」は9月に岡山市で開かれ、応募は4月30日までです。
(大会スタッフ/千種由美さん[45])
「40代とかでも出せる魅力ってまた違うと思う。とにかくどんな方でも出てほしい。(娘に向かって)来年出よう」