フランスを中心に世界で活躍する写真家・増浦行仁さんの作品展が岡山市で開かれています。
キリスト像に差し込む一筋の光。
写真家・増浦行仁さんは、芸術家の彫刻作品を自然の光だけで撮影する技法が海外で高く評価されています。
会場には2013年の伊勢神宮と出雲大社の同時遷宮の様子を8年にわたって撮影した作品も並びます。
展示されている作品の一つ、『伊勢神宮「宇治橋」』。
宇治橋は、伊勢神宮の遷宮に合わせ20年に一度架け替えられます。内宮への入り口となっていて、俗世と神聖な世界を結ぶ橋とされています。
(写真家/増浦行仁さん)
「共通点は『気配』、ミケランジェロもこちらの(遷宮の)写真も神の気配を感じました、そういうふうなことを皆さんに感じていただきたい」
展覧会「東の祈り/西の光り 増浦行仁写真展とその奥の気配」は、8月6日まで開かれています。