春の運動会シーズンです。2021年、無観客で運動会をした児童は2022年は保護者に見てもらおうと練習に励んでいます。
高松市の新番丁小学校です。21日に運動会を予定しています。
運動会まで1週間あまりとなったこの日は雨のため、4年生の児童たちは2つに分かれて密集になるのを防ぎながら、体育館でダンスの練習をしました。
1年前の5月、春の運動会シーズン、香川県は県独自の警戒レベルで上から2番目の「緊急事態対策期」でした。
これを受け新番丁小学校では『無観客』で運動会を実施しました。会場に来られない保護者には動画を配信しました。
(新番丁小学校/村川絹子 校長)
「新番丁小学校におきましては21日土曜日に、2学年ずつ時間を分けて(観客を入れ)午前中に開催をしたいと思っております。観客を入れてやっていただきたいという思いは保護者さんからもありましたし、学校としても保護者さんに実際に見ていただけるということは、うれしいなというふうには思っております」
現在、県の警戒レベルは2021年より1つ低い「感染拡大防止対策期」です。新番丁小学校では、午前を3つに分けて2学年ごとに運動会を実施し保護者2人までが運動場で応援できるようにしました。
一方、運動場に集まる人数を減らすため、児童の観戦は教室のモニターで行ないます。
運動会について高松市教育委員会は、2021年5月の「緊急事態対策期」の時は「無観客」にするように要請しましたが、2022年は、各学校の規模などを勘案し感染症対策をした上で開催可能としています。