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ベルトコンベヤーに非常停止装置を備えていなかった疑いで建築工事会社を書類送検 香川

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 2024年12月に香川県三豊市で作業員がベルトコンベヤーに巻き込まれて死亡したのを受けて、観音寺労働基準監督署は、ベルトコンベヤーに危険防止措置を講じていなかった疑いで三豊市の建設工事会社とこの会社の76歳の役員を高松地方検察庁に書類送検しました。

 観音寺労働基準監督署によると、この会社は2024年12月21日に三豊市三野町のグループ会社の敷地内で、47歳の男性従業員にベルトコンベヤーを用いてコンクリート片の再生処理をさせていましたが、男性従業員は不具合が生じたベルトコンベヤーに近づいた際に、ベルトコンベヤーと補助ローラーの間に右腕などが巻き込まれ、死亡しました。

 労働安全衛生法では、「非常の場合に直ちにコンベヤーの運転を停止することができる装置を備えなければならない」と規定されていますが、観音寺労働基準監督署は、この会社では危険防止措置が講じられていなかった疑いがあるとして高松地検に書類送検しました。 認否は明らかにされていません。

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