お茶の名産地、香川県三豊市高瀬町で8日、地元の小学生が一番茶の茶摘み作業を体験しました。
高瀬茶業組合が管理する三豊市の茶畑で、地元の二ノ宮小学校の3年生12人が茶摘みを体験しました。
高瀬町は香川県のお茶の生産量の約9割を占める産地です。
2025年は3月下旬から4月上旬の冷え込みの影響で、2024年と比べると茶葉の成長が遅く、収穫が1週間ほど遅かったそうです。
児童は茶葉を手際よく摘み、袋に入れていきました。8日に収穫した茶葉は家に持ち帰ることができるそうです。
(児童は―)
「とるところ(が楽しい)。(持ち帰って)天ぷら(にする)」
「(茶葉は)ちょっとザラザラとスベスベみたいな」
「ちょっと難しいけど簡単」
「(茶摘み体験は)初めて。すぐとれて柔らかかった。お母さんにあげる」
(高瀬茶業組合/荒木直樹 総務部長)
「地元にこういうお茶がある、こういうおいしいものがある、ということで、これからもずっとお茶を飲んでいただけるようなことを伝えていきたいと思う」
茶摘み体験の後、児童は高瀬茶業組合の荒木さんに「茶葉のお薦めの食べ方は?」など質問し、お茶についての理解を深めました。
高瀬町の一番茶の茶摘みは、5月25日ごろまで行われます。