香川県は23日、2024年度に実施した小児生活習慣病予防健診の結果をまとめました。
県内の小学4年生6765人と、中学1年生2811人の身長、体重、血液検査などから判定しました。
「身長別の標準体重からどの程度離れているか」の数値が20%以上で「肥満傾向」と判定されたのは、小4男子14.5%、小4女子10.8%、中1男子13.3%、中1女子10.6%でした。
総コレステロール、LDLコレステロール、HDLコレステロール、中性脂肪のうちひとつでも基準値を超えて「脂質異常」と判定されたのは、小4男子11.3%、小4女子11.8%、中1男子10.0%、中1女子9.7%でした。
AST、ALT、γ-GTPの数値を基に「脂肪肝リスク」と判定されたのは、小4男子3.9%、小4女子2.4%、中1男子6.7%、中1女子2.1%でした。
県は小学4年生の健診結果について、肥満の割合は前年度からやや減少したが、あわせて行った生活習慣調査では、夕食後に間食する、果物をほとんど食べない、スマホなどの利用が2時間以上、徒歩通学が20分以下といった傾向が増加しているとしています。