各地でドカ雪となるなか、青森県の酸ケ湯では今シーズン初めて積雪2メートルを超えました。29年ぶり、異例の早さです。
■“豪雪地帯”酸ケ湯で異例の積雪
全国屈指の豪雪地帯である青森県の酸ケ湯。取材に向かう道中は道路も立ち並ぶ木々も一面、真っ白です。
17日朝、北日本の日本海側で雪や雨が強まり、青森県の酸ケ湯では今シーズン、全国で初めて積雪が2メートルを超えました。
酸ケ湯で12月17日までに積雪が2メートルを超えるのは29年ぶりのことです。さすがの酸ケ湯でも今年は例年にないハイペースで雪が積もっています。
観光客 「びっくりです。すごい、すごいです。本当に」
積もった雪が屋根の高さまで届いた箇所もあります。
また、青森市内でも今シーズン最大の積雪を記録しました。
89歳の男性、雪かきは一苦労です。
地元住民(89) 「重くて大変。朝1回やって、今、2回目。大変だ。あなたたち(取材班)も大変だね」
■各地“ドカ雪” 北海道は平年の3倍
北海道岩見沢市でも平年の3倍にあたる今シーズン最大の積雪を記録しました。
通勤や通学も大変です。
この雪を喜んでいるのが犬です。雪に興奮しているのか、カメラに興味があるのか、大はしゃぎです。
一方、雪で大人しくなっているのがサルです。温泉に入って、気持ちよさそうです。
北海道の函館では、最低気温が今シーズン最も低くなりました。
東京からの観光客 「めっちゃ可愛いです」 「テレビでは見たことあるけど」 「生で見るのはあんまり見たことないから、めっちゃ可愛いです」
17日夜も日本海側では雪や雨が強まる恐れがあり、屋根からの落雪に注意が必要です。