茨城県鹿嶋市の沖合で、乗組員20人の漁船が転覆し、2人が死亡、3人が行方不明になっています。
消防などによりますと、6日午前2時50分ごろ「漁船が転覆して、要救助者がいます」と別の船の関係者から119番通報がありました。
転覆した漁船は、北茨城市の大津漁協所属「第八大濱丸」で日本人とインドネシア人合わせて20人が乗っていました。
17人が救助され、そのうち3人が病院へ搬送されましたが日本人2人の死亡が確認されました。
また、現在も日本人3人が行方不明となっていて、捜索が続いています。
大津漁協によりますと、転覆した「第八大濱丸」は5日の昼に出港し、沖合で巻き網のイワシ漁を行っていました。
現場は、鹿島港から東へおよそ30キロの海上で、魚を積みすぎていた可能性もあるということです。