「年収103万円の壁」の見直しを巡って自民党は、公明党と国民民主党との税制協議で160万円に引き上げる新たな案を示しました。
年収103万円の壁の見直しを巡り、政府は「123万円」に引き上げることを閣議決定しています。
約2カ月ぶりに再開された3党の税制協議で自民党は、所得税の基礎控除に特例を設けて年収200万円までの人には37万円分を上乗せし、160万円に引き上げる案を提示しました。
また、年収200万円から500万円までの人については2年間、10万円を上乗せする方針です。
これに対し、国民民主党は「所得で分けるべきではない」と反発しました。
3党は19日、再び協議することにしています。