ウクライナでの停戦に向けてアメリカとロシアが協議を始めるなか、ゼレンスキー大統領はトランプ大統領がロシアの偽情報をもとに発言していると批判しました。
ゼレンスキー氏は19日、米ロ高官協議を開いたアメリカが「プーチン大統領の孤立脱却を支援している」と非難しました。
また、自身の支持率を「4%」としたトランプ氏の発言について「この偽情報はロシア発」とし、トランプ氏が「偽情報の空間に生きている」と指摘しました。
ゼレンスキー氏の最新の支持率は57%で、去年12月から5ポイント上昇しています。
一方、トランプ政権のケロッグ特使が19日、キーウに到着しました。
「私の使命の一つは耳を傾けること」などと述べたケロッグ氏について、ゼレンスキー氏は「前線で話を聞き、現状を確かめるのが大切だ」と注文を付けました。