盗まれた銅線ケーブルと知りながら買い取ったとして、金属などの買取会社の社長の男が逮捕されました。
合同会社「祥瑞産業」の社長・張延強容疑者(37)は去年、およそ4000メートルの銅線ケーブルを盗まれたものと知りながら買い取った組織犯罪処罰法違反の疑いが持たれています。
警視庁によりますと、持ち込まれた銅線ケーブルは、カンボジア人の窃盗グループが群馬県の太陽光発電所から盗んだものだったということです。
張容疑者は「私がやったことではありません。買い取りは一切していません」と否認しています。
警視庁は、祥瑞産業が去年3月から5月にかけて同じグループが盗んだ銅線ケーブルを20回ほど、合わせておよそ1500万円で買い取ったとみて調べています。