プーチン政権批判を続けたロシアの野党指導者のネムツォフ氏が暗殺されて10年目を迎えました。追悼に殺害現場を訪れる市民を当局が厳重に監視していました。
プーチン政権批判の急先鋒だった野党指導者のネムツォフ氏が2015年に殺害されてから27日で10年となりました。
殺害現場となったモスクワ川にかかる橋には欧米の大使らも献花に訪れましたが、当局は献花される花をおよそ15分ごとに撤去していました。
また現場を訪れる市民らを私服警官らがビデオカメラで撮影し、立ち止まらないよう厳しい監視体制を敷いていました。
モスクワ市内のネムツォフ氏が住んでいたアパートの前でも市民らが献花をしていました。