CO2の排出量を減らせる木造のマンションの建築が増加し、全国で100棟を超えていることが分かりました。
木造マンションは、鉄筋コンクリートなどに比べて建築時のCO2排出量を3割以上削減できるとされています。
政府が林業の活性化のために国産木材の活用を推進していることもあり、ここ数年、各地で建築されています。
設計・施工 三井ホーム 松本昌平さん 「CSR(社会的責任)の観点や環境配慮に関して、関心を持っている法人から引き合いをいただいている。(木造マンションは)恐らく60棟から70棟ぐらい、引き合いベースだとプラスアルファ」
木造マンションは建築中も含めると全国で100棟を超えています。
東京・目黒区に完成した賃貸マンションでは、屋上に芝生のテラスを設置したほか、入居者以外の人も宿泊できる体験型の部屋もあります。
施工主 日鉄興和不動産 松本善秋さん 「鉄筋コンクリート造の一般の新築マンションと同等の賃料設定をしている。経済条件や立地条件が合うものであれば、第2弾、第3弾という形で進めていきたいと考えている」