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ゼレンスキー氏 “原発所有権”の議論否定 トランプ氏の電話会談後の発表と食い違い

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 ウクライナのゼレンスキー大統領はアメリカのトランプ大統領との会談で、ウクライナにある原子力発電所の所有権について「議論していない」と否定しました。

 ゼレンスキー大統領は20日、訪問先のノルウェーで記者会見し、19日に行われたトランプ大統領との電話会談で「原発の所有権については絶対に議論していない」と述べました。

 トランプ大統領は会談後の声明でゼレンスキー大統領に対し、アメリカがウクライナの原発を所有することがインフラを保護する最善の方法だと提案したと明らかにしていました。

 ゼレンスキー大統領はウクライナ南部のザポリージャ原発について「ウクライナの管理下になければ稼働しないだろう」とトランプ大統領に伝えたということです。

 ウクライナとロシアの停戦交渉を巡っては、24日にサウジアラビアで、アメリカがウクライナとロシアの実務担当者らとそれぞれ協議を行う予定です。

 ゼレンスキー大統領はウクライナとロシアが同席することはないとの考えを示しました。

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