農林水産省は16日午前、政府備蓄米の4回目の入札について今月28日から30日にかけて行うと発表しました。
対象となるコメは2024年産が1万トン、2023年産が1万トン、2022年産が8万トンの合わせて10万トンです。
今回の入札から小売り店に早く販売できる計画を提出した業者には合わせて6万トンの「優先枠」が設けられ、2024年産と2023年産はこの優先枠に充てられるとしています。
備蓄米は、これまで3回の入札で合わせて31万トンが放出されていますが、コメの店頭価格は依然、高止まりしています。
政府はコメの流通を安定させることで価格の抑制につながることを期待し、7月まで毎月、10万トンの備蓄米の入札を実施するなどとした対策パッケージを発表しています。